Lynx
使い方・活用ガイド

日程調整ツール比較:無料で使える?TimeRex・Spir・Jicoo・eeasy・Lynxの違い

この記事では、国内の日程調整ツール4つ(TimeRex・Spir・Jicoo・eeasy)とLynxを、各社の公式情報をもとに比べました。最初に目的別の早見表、続いて比較表と無料プランでできることをまとめています。

※ この記事は、日程調整ツール「Lynx」を提供する株式会社タイムラボのLynx担当者が書いた比較記事です。Lynxは自社のサービスのため、表では最後に並べています。掲載している情報は、2026年10月13日〜18日に各社の公式サイト・料金ページ・ヘルプで確認したものです(出典は記事の最後にまとめています)。料金や機能は変わることがあるため、ご契約の前に各社の公式サイトをご確認ください。

結論:目的別の早見表

迷ったときは、後半の「選び方の3つの質問」に答えてみてください。

やりたいこと

候補になるツール

本業・副業・案件ごとに分かれたカレンダーをまとめて見て、候補を出したい

Spir(上限の記載なし)、Jicoo(無料は3つ、Team以上は6つ)、Lynx(無料は3アカウント、Proは上限なし)

予定を、ほかのカレンダーにも「予定あり」で自動反映したい(本業と副業など)

Lynx(カレンダーの自動同期。今回の5つではLynxだけ)

社外の複数人の日程を、取りまとめの手間をかけずに決めたい

eeasy(3社以上の調整)、Lynx(調整リクエスト)。Microsoft 365を使う組織なら、Outlookのスケジュール投票も候補

取引先や業務委託のメンバーと、お互いの空き時間を共有したい

Spir(他社の人もチームに招待できる。無料は2名まで)、Lynx(ワークスペース。β版の間は上限なしで無料)

無料で、予約ページをいくつも作りたい

TimeRex、Jicoo(どちらも無料プランで上限なし)

問い合わせからの商談受付を自動にしたい(設問・担当者の割り当て・リマインド)

TimeRex、Spir、Jicoo(設問は各社とも有料プラン)、eeasy(法人向け。担当者の割り当てはオプションのグループ用ページ)

全社で導入したい(SSO・第三者認証)

eeasy、Jicoo(JicooのSSOはEnterpriseプラン)Lynx対応予定

日程調整ツールを選ぶ3つの質問(カレンダーの数、相手の人数、受付の自動化)と、それぞれで確かめる機能
日程調整ツールは「カレンダーの数」「相手の人数」「受付の自動化」の3つで絞ると選びやすくなります。

日程調整ツール5つの機能を比較

日程調整とカレンダーの機能

機能

TimeRex

Spir

Jicoo

eeasy

Lynx

機能

空き時間を確かめられるカレンダーの数

TimeRex

2つまで

Spir

複数アカウント(上限の記載なし)

Jicoo

無料は3つ、Team以上は6つ

eeasy

記載なし

Lynx

無料は3アカウント、Proは上限なし

機能

複数人の日程の決め方

TimeRex

投票のあと、主催者が確定

Spir

投票のあと、主催者が確定

Jicoo

投票のあと、主催者が確定

eeasy

各社が順に答え、最後の人が確定

Lynx

必須の参加者全員がOKした日時で、自動で確定

機能

カレンダーの自動同期(複数カレンダー間の予定の同期)

TimeRex

記載なし

Spir

記載なし

Jicoo

記載なし

eeasy

記載なし

Lynx

◯ 無料は同期の設定2つ・30日先まで

機能

社外の人と空き時間を共有するチーム機能

TimeRex

△ 別ドメインの人もチームに入れられる(予約ページ用)

Spir

◯ 他社の人もチームに招待できる(無料は2名まで)

Jicoo

△ Jicooコネクト(予約ページ用・Team以上)

eeasy

記載なし

Lynx

◯ ワークスペース(β版の間は無料)

複数人の日程の決め方は、ツールによって方式が分かれます。投票型(TimeRex・Spir・Jicoo)では、全員の回答を見て主催者が日時を選び、確定させます。eeasyの3社以上の調整では、各社が順に答え、最後に答える人が全員の都合がつく候補から確定します。Lynxの「調整リクエスト」では、必須の参加者全員がOKした日時で自動的に確定します。なお、Outlookのスケジュール投票にも、必須の出席者全員が同じ候補に投票すると自動で予定を作る設定があります。

投票のあと主催者が日時を選ぶ方式と、必須の参加者全員がOKした日時で自動的に確定する方式の比較
投票型は主催者が確定させ、全員OKの方式は必須の人がそろった時点で決まります。

社外の人と空き時間を共有する方法は、ツールによって形が違います。TimeRexとJicoo(Jicooコネクト)は、社外の人の空き時間を予約ページで使う形です。Spirは、他社の人もチームに招待して、お互いの予定を重ねて表示できます(無料は2名まで)。Lynxのワークスペースなら、ドメインの違う複数の会社の人や業務委託のメンバーを1つのワークスペースに招待して、お互いの空き時間を1つの画面で確かめられます。共有されるのは空いているかどうかだけで、予定のタイトルや内容は表示されません。β版の間は無料で使えます。

また、カレンダーの自動同期機能では、あるカレンダーの予定を、ほかのカレンダーにも「予定あり」として自動で反映する機能です。たとえば、副業用のカレンダーに入れた打ち合わせが仕事用のカレンダーにも「予定あり」で入るので、仕事用のカレンダーを見て会議を入れる同僚とも予定が重なりにくくなります。今回比べた5つの中で、カレンダーの自動同期があるのはLynxだけです(ほかの4社の公式サイト・料金ページ・ヘルプに、同じ機能の記載は見つかりませんでした)。

カレンダー自動同期で自分の複数のカレンダーをそろえながら、ワークスペースで社外の人と空き時間を共有する。この2つを1つのツールで使えるのは、今回比べた5つの中ではLynxだけでした。

受付・管理の機能

機能

TimeRex

Spir

Jicoo

eeasy

Lynx

機能

リマインドメール

TimeRex

◯

Spir

◯

Jicoo

◯

eeasy

△ 法人

Lynx

△ 近日、無料プランで提供予定

機能

相手による日程変更・キャンセル

TimeRex

◯

Spir

△ 方式による(投票型は不可)

Jicoo

△ Team以上

eeasy

△ 法人

Lynx

△ 近日、無料プランで提供予定

機能

予約フォームへの設問の追加

TimeRex

△ プレミアム

Spir

△ 有料プラン

Jicoo

△ Team以上

eeasy

△ 法人

Lynx

△ 近日、無料プランで提供予定

機能

Webサイトへの埋め込み

TimeRex

◯

Spir

△ 有料プラン

Jicoo

◯

eeasy

△ 法人

Lynx

△ 近日、無料プランで提供予定

機能

担当者の自動割り当て

TimeRex

◯ 均等・優先度はベーシック以上

Spir

◯ 優先度・均等は有料プラン

Jicoo

△ Team以上

eeasy

△ 法人(グループ用ページ)

Lynx

✕

機能

SSO(SAML)・監査ログ

TimeRex

△ 監査ログはベーシック以上(SSOは記載なし)

Spir

記載なし

Jicoo

△ 監査ログはTeam以上、SSOはEnterprise

eeasy

△ SSO(法人。監査ログは記載なし)

Lynx

△ Enterpriseプランでの提供

無料プランでできることを比較

「無料でどこまで使えるか」は、ツールによってかなり違います。

ツール

無料で使える主な機能

無料プランの主な制限

有料プラン(1人あたり月額)

ツール

TimeRex

無料で使える主な機能

予約ページと調整回数は上限なし。Web会議の連携、埋め込み、リマインド

無料プランの主な制限

空き時間を確かめるカレンダーは2つまで。メンバーの空きを合わせて出せるのは2人まで。投票の候補は6つまで

有料プラン(1人あたり月額)

ベーシック 900円(年払い 750円)、プレミアム 1,500円(年払い 1,250円)※

ツール

Spir

無料で使える主な機能

複数アカウントの空き時間の確認、候補の提案、投票、リマインド

無料プランの主な制限

メンバー2名、空き時間リンク3つまで。フォーム・埋め込み・Webhookなどは使えない

有料プラン(1人あたり月額)

Team 1,500円(年払い 1,200円)

ツール

Jicoo

無料で使える主な機能

予約ページは上限なし。候補の提案、投票、埋め込み、リマインド

無料プランの主な制限

カレンダーの接続は3つまで。相手による変更・キャンセル、設問、担当者の割り当ては使えない

有料プラン(1人あたり月額)

Team 1,200円、Business 1,600円(年払いは20%引き)

ツール

eeasy

無料で使える主な機能

予約受付ページ、候補を選んで送る調整、3社以上の調整

無料プランの主な制限

個人は本人の日程調整のみ。法人は、月の調整が6回以上になると有料

有料プラン(1人あたり月額)

法人:月6回以上調整する人のみ 850円

ツール

Lynx

無料で使える主な機能

日程調整URL(候補を送る)、予約URL、カレンダーの自動同期、ワークスペース(β版の間は無料)

無料プランの主な制限

カレンダーの連携は3アカウント、予約URLは3つ、同期の設定は2つまで(同期は30日先まで)

有料プラン(1人あたり月額)

Pro $10(年払い $8)

※ TimeRexの料金ページでは、有料プランの価格欄が「Coming Soon」と表示されています(2026年10月17日時点)。表の価格は、TimeRexのヘルプに載っている金額です。
※ Lynxは、相手による日程変更・キャンセル、予約フォームへの設問の追加、近日中に無料プランで提供する予定です(2026年10月時点)。

各ツールの良い点と注意点

TimeRex:無料の範囲が広く、受付の機能もそろっている

TimeRexは、無料プランでも予約ページと調整回数に上限がなく、Web会議の連携、Webサイトへの埋め込み、リマインドまで使えます。相手は、完了メールから自分で日程の変更やキャンセルができます。有料プランでは、設問の追加やSalesforce・HubSpotとの連携(プレミアム)など、問い合わせからの商談受付に使う機能が増えます。

注意したいのは、空き時間を確かめるカレンダーが2つまでという点です。また、3人以上で決める「グループ投票」は主催者が手動で確定し、回答した人は後から回答を変えられません。

Spir:相手に合わせて、送り方を選べる

Spirは、候補を選んで送る「確定型」、繰り返し使える「空き時間リンク」、複数人で決める「投票型」を使い分けられます。候補はURLだけでなく、テキストでもコピーしてメールに貼れます。仕事用と私用など、複数のアカウントのカレンダーをまとめて空き時間を判定できるのも特徴です。

無料プランは、メンバー2名・空き時間リンク3つまでです。予約フォームの設問、Webサイトへの埋め込み、Webhookなどは有料プラン(Team)で使えます。投票型は、主催者が手動で確定します。

Jicoo:予約ページの種類が多く、法人向けの管理機能も厚い

Jicooは、1対1の予約、複数の担当者での予約、投票、セミナーなど、予約ページの型が豊富です。無料プランでも予約ページの数に上限がなく、埋め込みも使えます。5つの中で、iCloudカレンダーへの対応を公式に明記しているのはJicooです。法人向けには、IPアドレスによるアクセス制限(Business以上)や、SAMLのシングルサインオン(Enterprise)もあります。

無料プランで接続できるカレンダーは3つまでです(Team以上は6つ)。相手による日程変更・キャンセル、予約フォームの設問、担当者の自動割り当ては、Team以上で使えます。日程投票は、主催者が手動で確定します。

eeasy:社内外の多人数と、全社での導入に向く

eeasyは、社内の同席者を含めた調整、秘書などによる代理の調整、3社以上の調整、会議室の自動確保に対応しています。ISO/IEC 27001の認証を取得しており、SSOとの連携にも対応しています。

個人向けの無料プランは、本人の日程調整に限られます。プランごとの細かい違いは、eeasyに問い合わせて確かめると確実です。

Lynx:カレンダーの自動同期と、会社をまたぐワークスペースまで使える

Lynxは、GoogleカレンダーとOutlook(Microsoft 365)を、仕事用・副業用・私用など複数のアカウントで連携できます(無料は3アカウント、Proは上限なし)。連携したすべての予定を1つの画面で見ながら候補を選べ、予約URLでは、どのカレンダーとも重ならない時間だけが相手に表示されます。

今回比べた5つの中でLynxにしかないのが、カレンダーの自動同期です。確定した打ち合わせも普段の予定も、ほかのカレンダーに「予定あり」として自動で反映できるので、Lynxを使っていない同僚がGoogleカレンダーやOutlookを見ても、空いていない時間が伝わります。取引先や業務委託のメンバーとは、ワークスペースでお互いの空き時間を共有しながら日程を決められます(β版の間は無料)。

複数人の日程は「調整リクエスト」で決められます。参加者ごとに「必須」「任意」を分け、必須の参加者全員がOKした日時で自動的に確定します。候補を送るたびに仮予定を作るかどうかを選べ、候補の日時を日付ごとのテキストでコピーしてメールに貼ることもできます。

選び方の3つの質問

1. 予定を入れているカレンダーはいくつありますか?

仕事用のカレンダーが1つだけなら、どのツールでも困りません。本業と副業、案件ごとに付与された会社のアカウントなど、カレンダーが分かれている場合は、すべての予定をまとめて確かめられるかを見ましょう。一部のカレンダーだけを見て候補を出すと、ダブルブッキングのもとになります。

空き時間を確かめられるカレンダーは、TimeRexが2つまで、JicooとLynxが無料プランで3つまでです。4つ以上あるなら、Spir、Jicoo(Team以上で6つまで)、Lynx(Proは上限なし)が候補です。日程調整のときだけでなく、普段の予定もほかのカレンダーに「予定あり」で反映したい場合は、Lynxのカレンダーの自動同期が使えます。

2. 日程を決める相手は、社外の複数人ですか?

1対1なら、候補を選んで送る方法か、予約ページで十分です。相手が複数人になると、決め方の違いが効いてきます。必須の参加者全員がOKした日時で自動的に確定する方式なら、主催者が回答を見比べて確定させる手間はかかりません。ただし、必須の人が全員答えるまでは決まりません。

社外複数名と日程を決めることが多いなら、eeasyの3社以上の調整、Lynxの調整リクエスト、Outlookのスケジュール投票を比べてみましょう。同じ取引先と何度も日程を合わせるなら、社外の人とお互いの空き時間を共有できるチーム機能(Spirのチーム、Lynxのワークスペース)も確かめておくと便利です。

3. 受付をどこまで自動にしたいですか?

Webサイトの問い合わせから商談を受け付けるなら、予約フォームの設問、担当者の自動割り当て、リマインドが必要になるでしょう。この場合は、TimeRex・Spir・Jicooの有料プランと、eeasyの法人向けサービスが候補です。Lynxでも、予約フォームへの設問の追加とWebサイトへの埋め込みを、近日中に無料プランで提供する予定です。

複数のカレンダーから、空いている時間だけを送る

Lynxの日程調整は、無料プランから使えます。相手は登録不要で、ほかの予定のタイトルや内容が相手に表示されることはありません。社外の複数人と決める「調整リクエスト」の使い方は、調整リクエストの紹介記事で紹介しています。

👉 Lynxの日程調整を見る

よくある質問

TimeRexとSpirの違いは何ですか?

大きな違いは、無料で作れる予約ページの数(TimeRexは上限なし、Spirは3つ)と、空き時間を確かめられるカレンダーの数(TimeRexは2つまで、Spirは複数アカウントで上限の記載なし)です。有料プランは、TimeRexがベーシック900円から、SpirがTeam 1,500円です(いずれも税抜・1人あたり月額。TimeRexはヘルプに載っている金額)。どちらも、3人以上の投票は主催者が手動で確定します。

調整さんより使いやすいのは?

使う場面によります。調整さんは、登録なしで使える手軽な出欠表です。候補日は幹事が手で入力し、日程を確定したときの通知は、調整さんのアプリでそのイベントのページを開いたことがある参加者にだけ、プッシュ通知で届きます。取引先との打ち合わせのように、カレンダーの空き時間から候補を出し、確定後の招待まで自動で済ませたいなら、日程調整ツールが向いています。

相手(ゲスト)は登録が必要ですか?

今回の5つは、いずれも相手の登録は不要です。1対1の調整なら、相手は届いたURLを開き、候補を選んで名前とメールアドレスを入れれば確定します。投票やLynxの調整リクエストでは、相手は候補ごとに都合を答えます。投票では主催者が日時を選んで確定させ、調整リクエストでは必須の参加者全員がOKした時点で自動的に確定します。

Outlook(Microsoft 365)でも使えますか?

今回の5つは、いずれもGoogleカレンダーとOutlook(Microsoft 365)に対応しています。iCloudカレンダーへの対応を公式に明記しているのは、5つの中ではJicooです(LynxはiCloudに対応していません)。

カレンダー同士を同期できる日程調整ツールはありますか?

今回比べた5つの中では、Lynxだけです。Lynxのカレンダーの自動同期では、あるカレンダーの予定を、ほかのカレンダーに「予定あり」として自動で反映できます。無料プランでも、同期の設定を2つ(30日先まで)使えます。同期が中心のほかのツールは、カレンダー連携アプリ6選で比べています。

まとめ:カレンダーの数・相手の人数・受付の自動化の3つで選ぼう

日程調整ツールは、どれも「空いている日時を相手に選んでもらう」ことはできます。選ぶときは、次の3つを順に考えると絞りやすくなります。

  1. 予定を入れているカレンダーの数(ほかのカレンダーにも予定を反映したいか)
  2. 日程を決める相手の人数(社外の複数人なら、主催者が確定させる投票型か、各社が順に答える方式か、全員OKで自動確定する方式か)
  3. 受付をどこまで自動にしたいか(設問・担当者の割り当て・リマインド)

関連記事・ヘルプセンター

空いている時間だけを、まとめて相手に送る

Lynxなら、GoogleカレンダーとOutlookの複数のアカウントをまとめて確かめ、空いている時間から候補を選んで送れます。社外の複数人との日程は、「調整リクエスト」を使えば、必須の参加者全員がOKした日時で自動的に確定します。確定した予定は、カレンダーの自動同期でほかのカレンダーにも「予定あり」で反映できます。取引先や業務委託のメンバーとは、ワークスペースで空き時間を共有できます(β版の間は無料)。登録したら、まず「候補を送る」で次の打ち合わせの候補を選び、「日付をコピー」でメールに貼って送ってみてください。

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